2009年12月27日日曜日

機械保全技能士(電気系一級)

機械保全技能士(電気系一級)

難易度:簡単

「工場の設備機械の故障や劣化を予防し、機械の正常な運転を維持し保全する能力を持つものを認定する国家資格」とのこと。工場などで、設備メンテナンスをやってる人が目指す試験と言うことか。

学科試験については、無駄に範囲が広い。特に共通問題は機械部門に特化しており、電気系で受験するには機械部門の学科が鬼門になる。材料の熱処理とか表面仕上げとか、電気保全とは関係ないのに、半分くらい出る。

とはいえ難易度は低く、予備知識なしでもそれなりの点は取れるんじゃないだろうか。俺の場合、ネット上で模擬試験みたいな問題が出てるサイトを見つけて、そこで挑戦してみたら、勉強前の状態でも合格点が取れた。しかしギリギリのラインだったこともあり、一応一ヶ月程度勉強。結果は50問中39問で、学科試験は無事合格。

この試験の一番の問題は、まともなテキストがないこと。
使用したのはこの二冊。



ちょっと調べればわかるが、入手可能なテキストは機械系保全作業ばかりで、電気系保全作業はほとんどない。学科問題集も、電気の問題なんてほとんど載ってない・・・電気は過去問すら載っていない。
実技試験のテキストもろくなことを書いてなくて、もしかしたら電気系の受験対策には、講習会(住友金属とかでやってる)以外には方法がないかもしれない。

実際に採った勉強方法は、まずテキストを通読して要点をマーキング。その後フォトリーディングしてテキストを読んで、、、を繰り返した。掲載している問題も少なく、ほとんどが正否判定型なので、テキストでは9割以上は取れていたはず。結果、学科試験は50問中39問。合格ラインは30問なので合格。
勉強時間は20時間程度か。たぶん、3~4時間で合格ラインには到達していたはず。

実技試験は不合格。与えられた回路の不良箇所を発見するという問題があり、こればかりは一人では練習のしようがない。テキストにも対策はほとんど書いておらず、講習会に行くしかなさそうだ。

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