2009年12月5日土曜日

225 / 269 図解「絶対記憶」メソッド

10点満点で、7点。

読書時間(普通に読んだ)・・・2時間程度

書いてあることを試しながら読んだからね。ただ読むだけなら、1時間もかからないと思う。
帯に「この記憶方のハウツーはスゴい」と書いてあるが、特にそうは感じなかった。多くの記憶法でやってる、物事をイメージして、何かにひもづけて覚えるという方法。なので、読んでいて目新しさはない。

本書の価値は、イメージの作り方について、良し悪しが具体的に書いてあることだと思う。内容そのものは、他の記憶法の本を買っても書いてあることが大半だと思うし。

ただ、例え本書の手法で単語を100個、あるいは1000個覚えることができたとして、それがどうしたんだろうという気がしないでもない。ただ単語を覚えるという脳力が必要になるケースというのはあまりないわけで、「何がどうなる」「何をどうする」こそが重要かなと感じている俺としては、「何」を覚えたところで、さして役に立たないのではないかと思う。

スピーチの覚え方、初対面の相手の顔と名前の覚え方なども載っているが、本書だけでマスターするのは難しそうだな。

・・・と、若干批判的なことを書きながら、実は今月開催のアクティブブレインセミナーに申し込んでいたりする。
本書に載っかっていることは、そのうちのごく一部なのだと期待したい。



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